みんなの自動翻訳@TexTraでは、自動翻訳結果を修正したり、対訳集を利用することで、もっと高精度の自動翻訳エンジン(MT)を作ることができます。
1.自動翻訳フォームの翻訳結果を修正すると、次にあなたが同じ文を入力したときには、訳文として再利用されます。
2.翻訳エディタや自動翻訳フォームで自動翻訳結果を修正すると、「汎用NT+」に反映されます。「汎用NT+」では、入力と類似した文が修正されている場合には、それを参考にします。
「汎用NT+」は、「自動翻訳フォーム」の「標準」で選択します。翻訳エディタでは、翻訳エディタワークスペースにて:[フォルダ情報] > [翻訳エディタ機能] > [自動翻訳]で[選択]します。
3.対訳集から専用MTを作る。
やり方は簡単です。
Step 1. 対訳集を登録する。
Step 2. 対訳集に対訳文を登録する。
Step 3. 専用MTを登録する。
Step 4. 自動翻訳エンジンを使ってみる。
それでは、詳しく見ていきましょう。
メニュー > [翻訳データ] > [対訳集] で [+新規登録]ボタンをクリック。対訳集名と翻訳方向(日→英など)を入力し[OK]をクリック。
1で作成した対訳集の名前をクリック。[ファイルから登録]をクリックして対訳ファイルを選択。対訳ファイルは拡張子がtsvで、[原文][タブ][訳文]を1行とするファイルとしてください。
メニュー > [自動翻訳] > [アダプテーション+EBMT] で [+新規登録]ボタンをクリックし、各項目を入力。「データ」欄では上記1、2で作成した対訳集を選択してください。最後に[訓練開始]をクリック。
最初の[アダプテーション+EBMT]画面で訓練の進捗状況を確認します。[状態]が[完了]になったら専用MTを使用することができます。(たまに訓練が失敗することがあります。その場合には、再度実施していただき、それでも失敗した場合には、「質問・要望」からお問い合わせをお願いします)
「自動翻訳フォーム」から「アダプテーション」で専用MTを選択するか、次のようにします。翻訳エディタワークスペースにて:[フォルダ情報] > [翻訳エディタ機能] > [自動翻訳]の[選択]をクリック。[アダプテーション]を開き、3で作成した専用MTを選択。
あなたの対訳データで訓練された翻訳エンジンによる翻訳結果が得られます。